【立会外分売は買いか?】コラボス(3908) <2025年11月実施>

立会外分売
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こんにちは!

直近で立会外分売の実施を発表した銘柄に関して、分売で買った場合、利益を得ることができるのか?直近の経営状況や客観的な指標、株価モメンタム等を踏まえ、総合的に分析しました。

今回は、東証グロースから情報・通信業種のコラボスです。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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  • 立会外分売とは?
新規株主を増やすことを目的として、上場会社が大株主である銀行やオーナー経営者などの保有株を小口に分けて、証券取引所の立会外で不特定多数に売り出すこと。
取引開始前など取引時間外(=立会外)に売り出されることからこのように呼ばれる。
  • 立会外分売の魅力
    • 前日終値より安く購入可能
      • 立会外分配における買付側の購入価格は確定値段(1本値)で、分売実施日の前日終値よりディスカウントされるのが一般的。過去の例では、約3~5%のディスカウントで実施されています。
        (ディスカウント率は取引所の規定により最大10%)
    • 買付手数料はかからない
      • 立会外分売による買付は、通常の立会時間内の取引と種類が異なるため一般的に手数料はかからない。(売却時には通常の手数料が発生)
    • 即日売却OK
      • 立会外分売で取得した株式は、実施日(買付当日)から売却することが可能
  • デメリット:抽選で外れることもある
    • 買い申し込みが多いと、抽選ではずれて購入できないこともある。

立会外分売の概要

まとめ

実施日や株数は以下です。分売価格は、会社側から実施日前日に発表があります。

分売数量は決まっていて、100株単位で最大6,400株まで購入できます。

早ければ、11/21(金)の夕刻に、会社側からの適時開示で分売値段のお知らせがあります。このブログでも追記しますので、チェックしてくださいね💖

分売予定日2025 年11月25日(火)
分売数量193,000 株
(発行済み株式総数 4,977,000
株の約3.87%
分売値段277 円
(11/21決定:終値 285 円)
ディスカウント率2.81 %
(11/21決定)
申込単位数量100 株
申込上限数量6,400
表1:コラボス(3908) 立会外分売概要

【立会外分売実施の目的】

  • 株主からの上記株式数の売却意向を踏まえ、検討した結果、同社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため

としています。

今回の分売数量は、発行済み株式総数の約3.87%多い数量(※1)です。

※1:一概に言えませんが、目安として、5%以上:かなり多い、3%以上5%未満:多い、1%以上3%未満:ほどほど、1%未満:少ない、としています。

また、この銘柄の流動性は、直近の出来高(売買が成立した株式の数量)の5日平均は399百株、25日平均は569百株(11/20時点)で、流動性は低い水準です。(1日 1,000百株を平均的な水準としています)

そして、今回の分売数量(1,930百株)は、1日の出来高(25日平均:569百株)の約3.4倍で、この銘柄の平均的な出来高からすると分売数量はほどほどといえます。

【過去の立会外分売の結果】

ご参考までに、この会社は、今年2月と8月にも立会外分売を実施しており、その時の分売値段と分売日以降の株価の動きは、表2のようになっています。

(※売買手数料は考慮していません。)

分売日分売
株数
[万株]
分売
値段
[円]
ディス
カウント

[%]
分売日
始値
[円]
(騰落率

[%])
分売日
終値
[円]
(同)
1週間後の
始値[円]
(日付)
損益[円]
(騰落率

[%])
2025/
2/13
17.43022.89314
(+4.0)
319
(+2.3)
311
(2/20)
+9
(+3.0)
2025/
8/21
19.33992.92399
(±0)
491
(+23.1)
440
(8/28)
+41
(+10.3)
表3:コラボス 過去の分売値段とその後の株価

分売値段で購入し、分売日の寄付や大引分売日1週間後の寄付で売却した場合は±0のトントン23%の損益プラスでした。

その時の地合いの良し悪しも影響してくるとは思いますが、ご参考まで。

【参考記事】

(前回(2025年8月実施)の分売):【立会外分売は買いか?】コラボス(3908) <2025年8月実施>

(前回予想の振り返り):【2025年第3四半期 立会外分売】騰落率ランキング✨

(前々回(2025年2月実施)の分売):【立会外分売は買いか?】コラボス(3908)

(前々回予想の振り返り):【2025年第1四半期 立会外分売】騰落率ランキング✨

どんな会社?

コールセンターの領域にいち早くクラウドサービスを取り入れたパイオニアで、20年にわたってこの業界一本でサービスを展開。

企業や自治体等で利用されるコールセンターシステムやマーケティングシステムを開発し、月額制のクラウド型で提供している会社です。

「声をきき、未来をつくる」というブランドコンセプトに基づき、顧客の”声”に寄り添い技術で未来をつくることを使命としています。

事業内容は、クラウドサービス事業を提供する単一セグメントで、

コールセンター運営に必須であるIP電話交換機システム顧客情報管理システムの他、業務効率化を促進する各種システム等

企業とユーザーとのコミュニケーションデータをシームレスにつなげるクラウドサービスを、インターネット網を介して月額料金制で提供しています。

直近の経営概況

経営状況

【2026年3月期2Q(2025年4月~9月)の経営成績】

(2025年11月6日発表:日本基準(非連結))

決算期売上高
[百万円]
(前年
同期比
増減率
[%])
営業
利益
[百万円]
(同)
経常
利益
[百万円]
(同)
親会社株主
に帰属する
純利益

[百万円]
(同)
2025年3月期
2Q累計
983
(△11.0)
36
(黒字
転換)
34
(黒字
転換)
65
(黒字
転換)
2026年3月期
2Q累計
885
(△10.0)
58
(59.7)
58
(70.4)
56
(△13.0)
2026年3月期
通期会社予想
(2025年11月6日
修正)
1,700
(△10.9)
50
(△33.8)
50
(△51.4)
70
(△51.7)
通期予想に対する
2Qの進捗率[%]
52.011611680.0
表3:コラボス 2026年3月期2Q経営成績と通期会社予想

表3のように、前年同期比 減収増益で、売上高は1割減、利益面は営業利益と経常利益は6~7割増ですが、純利益は1割強減でした。

今期(2026年3月期)通期の業績は、今2Q決算発表時に上方修正(表4参照)しており、前期比 減収減益で、売上高は1割減利益面は3割強~5割強減を予想しています。

その通期予想に対する進捗率は2Q終了時点で、売上高は5割強でそこそこ利益面は~10割強で順調です。

【2026年3月期2Qの状況、経営成績の要因】

同社が事業を展開するCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)ソリューション市場においては、

顧客ニーズの多様化と人手不足を背景に、コールセンターの問い合わせ窓口は、メール、チャット、Webフォーム、SNS、FAQ等のノンボイス系システム(音声を使わないコミュニケーション手段)の需要が増加しています。

また、コールセンター業務におけるAI技術の活用も飛躍的に進展しており、生成AIとの連携音声認識、通話の自動要約、FAQ自動生成等の需要が高まっています

加えて、コールセンターは、コストセンターからプロフィットセンターへと変化してきており、

コールセンターに集約された顧客データや問い合わせ履歴をAIで解析しマーケティングに活用する等、VoC(顧客の声)の収集・分析・活用が促進されることにより、

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに加速させるものと同社は予想しています。

このような環境のもと、同社は、2023年5月10日に公表した中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)に基づき、以下2つの成長戦略の下、

現有サービスの付加価値拡大及び利益最大化と、独自サービスであるAIコールセンターシステム及びマーケティングシステムの販路拡大により、早期に安定した収益基盤を確立できるよう事業を推進してきました。

【成長戦略】

  1. 「@nyplace」(※2)の安定成長
    ※2:@nyplace
    堅牢性・安定性を重視したAVAYA社製ハードフォン型コールセンターシステム
  2. 独自サービスの飛躍成長

当2Q期間においては、中期経営計画の成長戦略に基づき、「@nyplace」において、新交換機(PBX)への移行計画の推進や、

顧客企業の業務効率化及びDX化推進の提案によるリテンション活動(顧客との関係性を維持する施策)の実施、サービス提供に係る作業の自動化・効率化の推進等により利益最大化に努めました。

また、AIコールセンターシステム「VLOOM」やマーケティングシステム「UZ」、自社開発AIコールセンターシステム「GROWCE」、AI顧客分析・予測ツール「GOLDEN LIST」等の独自サービスの販路拡大のため、初期費用無料キャンペーンや保険、医療、美容業界等の業界特化型の営業展開により、新市場の開拓を進めるとともに、

セミナー開催やイベント出展、SEO活動の強化や広告運用等により、オフライン、オンライン双方でのリード獲得に努めました。

製品機能開発としては、AIコールセンターシステム「VLOOM」及びAIマーケティングシステム「UZ」の連携や「VLOOM」の音声認識エンジンの処理速度向上並びに生成AIモデル「Gemini(ジェミニ)」による記録処理の精度向上等のバージョンアップにより、

コールセンター全体の業務効率化顧客対応力の強化を実現するなど、顧客要望に沿った機能開発を実施しました。

その他、定期的なヒアリング訪問、顧客ニーズを反映した機能開発、人手不足解消や業務効率化のためのDX提案等のリテンション活動により、クロスセルやアップセルでの収益機会の拡大にも注力しました。

これらの結果、当2Q期間の売上高は、生成AIや音声認識技術等のニーズの高まりを背景に、「VLOOM」、「UZ」、「GOLDEN LIST」等の独自サービスにおいて、新規顧客獲得等による売上高の増加があった一方で、

現有サービスである「@nyplace」等の既存顧客における大幅なコスト削減等による契約数の減少により、885百万円(前年同四半期比10.0%減となりました。

売上原価は、522百万円(同18.4%減となりました。

主な要因としては、現有サービスにおける売上見合いの通信原価の減少、データセンターのラックや回線整理による保守費やホスティング費用(レンタルサーバー利用の月額料金)等の固定費の削減

また、独自サービスのシステム構成最適化に伴うホスティング費用の削減等によるものです。

サービス別の売上原価の内訳としては、「@nyplace」は308百万円(同19.2%減「COLLABOS PHONE」は100百万円(同12.3%減「VLOOM」は46.3百万円(同25.5%減

「COLLABOS CRM」及び「COLLABOS CRM Outbound Edition」は、20.1百万円(同8.9%減その他、業務効率化等を実現する付加的サービスは、47.4百万円(同21.5%減となりました。

販売費及び一般管理費は、305百万円(同0.5%減となりました。

主な要因としては、サービス提供体制に合わせた最適な人員配置や業務の内製化の推進、生産性及び効率性を踏まえた業務の見直しや自動化推進により、人件費及び業務委託費等が減少したことによるものです。

これらの結果、営業利益は58.0百万円(同59.7%増経常利益は58.2百万円(同70.4%増となりました。

また、特別利益として新株予約権戻入益24.4百万円を計上したことにより、中間純利益は56.6百万円(同13.0%減となりました。

【財政面の状況】

自己資本比率>(自己資本(総資本-他人資本)÷総資産)×100

2026年3月期2Q末時点で77.3%と前期末(72.7%)から4.6ポイント増加しました。

主な負債と純資産の、前期末比の増減は以下となっています。(単位:百万円)

  • 負債 △62.1
    • 流動負債 △11.0
      (内訳)未払法人税等 +23.2賞与引当金 +10.0未払消費税等 △45.4
    • 固定負債 △51.1
      (内訳)長期借入金 △50.0
  • 純資産 +32.1
    • 株主資本 +56.6
      (内訳)利益剰余金 +56.6
    • 新株予約権 △24.4

自己資本比率の数値としては問題ないレベルです。(20%以上を安全圏内としています。)

キャッシュ・フロー>2026年3月期2Q累計のキャッシュ・フロー(以下、CF)の状況

  • フリーCF(営業活動によるCFと投資活動によるCFを合計した金額 ※2)57.0百万円の収入
    • 営業活動によるCF 72.1百万円の収入(前年同期 64.1百万円の収入
    • 投資活動によるCF 15.1百万円の支出(同 56.4百万円の収入

 ※2 フリーCFの説明:

  • プラスの場合:会社が自由に使える資金が増える
  • マイナスの場合:会社が自由に使える資金が減る

前期(2025年3月期2Q累計)のフリーCF(120百万円の収入)から63.4百万円減少しています。

営業活動によるCFの主な内訳(百万円):

  • 税引前中間純利益 82.7
  • 減価償却費 36.4
  • 新株予約権戻入益 △24.4

投資活動によるCFの主な内訳(百万円):

  • 有形固定資産の取得による支出 △0.2
  • 無形固定資産の取得による支出 △14.9

【今期(2026年3月期)通期業績/配当予想の修正】

今2Q決算発表と同時に、2025年3月期通期の業績予想を当初予想から売上高を微増利益面を2.3~4.3倍の増額修正をしています。

2026年3月期通期の業績と配当予想は表4です。

売上高
[百万円]
営業
利益
[百万円]
経常
利益
[百万円]
親会社株主に
帰属する
当期純利益

[百万円]
1株当たり
当期純利益

[円]
1株当たり
年間配当金
[円]
前回(2025/5/8)
発表予想
1,6702117163.44
今回修正予想1,70050507015.04
増減額30293354
増減率[%]1.8138194337
表4:コラボス 2026年3月期通期業績と配当予想の修正(2025年11月6日発表)

修正の理由は、

  • 主に売上高において、現有サービスである「@nyplace」及び「COLLABOS PHONE」の既存顧客の契約期間の延長による月額利用料の増加
    「COLLABOS PHONE」の既存顧客の業務拡大に伴う通信利用料の増加等が発生したことにより、前回発表予想を上回る見込み。
  • 利益面は、下期において、営業販促施策やIR関連施策による広告費及び業務委託費の増加、人員拡充に伴う業務委託費及び人件費の増加等のコスト発生を見込むものの、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を上回る見込み。
    また、上記要因に加えて2Q(中間期)に発生した新株予約権戻入益の計上により、当期純利益についても前回発表を上回る見込み。

としています。

なお、配当金予想に関しては、財務体質の強化と将来の事業拡大のための内部留保の充実を図りつつ、安定的かつ継続的な配当を維持していくことを基本方針として、今期は初配(1株当たり年間4円)にするとしています。

株価指標と動向

株価指標

【2025/11/20(木)終値時点の数値】

  • 株価:296円
  • 時価総額:14.7億円
  • PER(株価収益率(今期予想)):19.7倍

PERは、同業で時価総額が近い、スカラ(4845) 16.3倍、テクマトリックス(3762) 16.8倍と比較すると、高い水準です。

  • PBR(株価純資産倍率):1.04倍
  • 信用倍率(信用買い残÷信用売り残):ー(信用売り残無し)
  • 年間配当金(予想):4円(年1回 3月)、利回り:1.35%(配当性向 26.5%)

配当利回りは1.35%で、東証グロースの単純平均0.88%(11/20時点) と比較すると高い水準です。

表5のように、過去の配当金上場来無配となっていますが、今期は初配予定です。

決算期1株当たり
年間配当金
[円]
配当性向
[%]
2021年3月期
2022年3月期
2023年3月期
2024年3月期
2025年3月期
表5:コラボス 年間配当金推移

この会社は、

株主に対する利益還元を経営の重要課題と認識しており、財務体質の強化と将来の事業拡大のための内部留保の充実を図りつつ、安定的かつ継続的な配当を維持していくことを基本方針としています。

内部留保資金は、経営基盤の長期安定化に向けた財務体質の強化及び継続的な事業拡大を目的とした中長期的な事業原資として、有効に活用する方針です。

各期の配当は、安定的かつ継続的な配当の維持を基本としつつ、経営成績及び財政状態、並びに配当性向等を総合的に勘案し、株主への利益還元を行う方針です。

また、剰余金の配当は、年1回の期末配当を基本方針としています。

【直近の株価動向】

<週足チャート(直近2年間)>

しばらく300~400円程度のレンジ内で推移していましたが、2025年4月に上場来安値(265円)をつけた後は上昇基調で推移し、

同年8月に急騰して高値(670円)をつけました。

しかしその後は、急速に元の値に戻っています

<日足チャート(直近3か月間)>

8月下旬に年初来高値(670円)をつけた後は急速に下落し元の値に戻りそれ以降も緩やかな下落基調で推移しています。

そして、今回の立会外分売発表の翌営業日(11/17)は、分売による短期的な需給悪化懸念により、前日比 16円安(-5.06%)と急落しました。

そしてその翌営業日以降も続落しており、11/19に安値(294円)をつけています。

今後の株価は、4月につけた上場来安値(265円)を割り込まずヨコヨコから上昇に転じていくのか、割り込んで下値模索を継続するのか、要注目です。

まとめ

【業績】

  • 今期(2026年3月期)2Qの業績は、「VLOOM」、「UZ」、「GOLDEN LIST」等の独自サービスにおいて、新規顧客獲得等による売上高の増加があった一方で、現有サービスである「@nyplace」等の既存顧客における大幅なコスト削減等による契約数の減少により、
    前年同期比 減収増益で、売上高は1割減、利益面は営業利益と経常利益は6~7割増だが、純利益は1割強減
  • 今期通期業績予想は、現有サービスである「@nyplace」及び「COLLABOS PHONE」の既存顧客の契約期間の延長による月額利用料の増加
    「COLLABOS PHONE」の既存顧客の業務拡大に伴う通信利用料の増加等が発生したことにより、2Q決算発表と同時に上方修正しており、
    前期比 減収減益で、売上高は1割減利益面は3割強~5割強減を見込む。
  • その通期予想に対する進捗率は、2Q終了時点で、売上高は5割強でそこそこ利益面は8~10割強で順調

【株主還元】

  • 今期の配当金は、今2Q決算と同時に配当方針を変更を発表して、初配(1株当たり年間4円)を予定。
    配当利回り(予想)は1.35%で、東証グロースの単純平均 0.88%(11/20時点) と比較すると高い水準
  • 会社の還元方針は、財務体質の強化と将来の事業拡大のための内部留保の充実を図りつつ、安定的かつ継続的な配当を維持していくことを基本方針としている。

【流動性・分売数量】

  • 直近の出来高の5日平均は399百株、25日平均は569百株(11/20時点)で、流動性は低い水準
  • 分売数量は、発行済み株式総数の3.87%多い数量で、
    この銘柄の1日の平均的な出来高の約3.4倍であり、それからするとほどほどの数量

【株価モメンタム】

  • 週足ベースの株価は、しばらく300~400円程度のレンジ内で推移していたが、2025年4月に上場来安値(265円)をつけた後は上昇基調で推移し、同年8月に急騰して高値(670円)をつけた。
    しかしその後は、急速に元の値に戻っている
  • 直近の株価は、8月下旬に年初来高値(670円)をつけた後は急速に下落し元の値に戻り、それ以降も緩やかな下落基調で推移している。
    そして、今回の立会外分売発表の翌営業日(11/17)は、分売による短期的な需給悪化懸念により、前日比 16円安(-5.06%)と急落した。
    そしてその翌営業日以降も続落しており、11/19に安値(294円)をつけている。
  • 今後の株価は、4月につけた上場来安値(265円)を割り込まずヨコヨコから上昇に転じていくのか、割り込んで下値模索を継続するのか要注目。

以上のことから、

レベル
(⭐(最低)~
⭐⭐⭐⭐⭐(最高))
業績⭐⭐
株主還元
(配当、株主優待等)
⭐⭐⭐
株価モメンタム⭐⭐
流動性⭐⭐
分売数量⭐⭐
総合判定⭐⭐
(見送り)
※「総合判定」=⭐4つ以上「買い」、⭐3つ「中立」、⭐2つ以下「不参加」

と判断しました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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