直近で立会外分売を実施した銘柄に関して、分売後1週間以上たちましたので、立会外分売で買った場合利益が出たのか?結果を検証してみました。
今回は、6/15(火)に分売が実施されたテインと、6/16(水)実施の明治電機工業です。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです💖
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まずは、分売値段で買って一週間後まで保有した場合、含み益なのか含み損なのか?を確認していきましょう!
銘柄 | 分売日 | 分売 値段 | ディスカウント率 | 分売日 始値 | 分売日 終値 | 一週間後 の終値 | 損益(増減率) |
テイン(7217) | 6/15(火) | 1,253円 | 3.54% | 1,318円 | 1,350円 | 1,296円(6/22) | +43円(+3.4%) |
明治電機工業(3388) | 6/16(水) | 1,299円 | 3.06% | 1,349円 | 1,384円 | 1,380円(6/23) | +81円(+6.2%) |
1週間後の結果は、両方ともに損益プラスです。特に明治電機工業は5%以上上がっています。また、テインは分売日の寄り付きや引けで売った方がより利益が大きかったという結果になりました。
私は両銘柄ともに「買い」と判断していましたので、ほぼ当たっていたかと思います。(自画自賛w)
ちなみに、私はテインは100株応募で当選無し、明治電機工業は200株応募で100株当選しました。明治電機はすでに利確しています!(+87円👍)
要因分析:テイン(7217)
この会社の2021年3月期の業績は、コロナ禍にもかかわらず、2桁%増の増収増益の結果でした。しかし、今期の会社予想は増収ですが減益ということで、勢いが衰えた感がありました。
また、配当利回りは、2.5%(6/25終値で計算)と比較的高く、毎年増配を重ねていますので、この点は評価が高いと思います。
今回の立会外分売で、短期的な需給悪化懸念からか、分売発表後にかなり売られ値が下がりましたので(分売発表日の終値1,582円→分売日の始値1,318円でこの間264円下げた。)、今後値を戻してくることは、大いに予想されます。
ご参考(立会外分売前の分析):【立会外分売は買いか?】テイン(7217)
直近の日足チャート(2021/3/26~6/25):
株価は、分売発表後の翌営業日(6/8)から分売日(6/15)まで下げ続けました。
その後は、6/21に底を付けた後、5連続陽線を付け、分売日前の水準に戻りそうな勢いで上昇しています。
チャートからみて、これからも楽しみな銘柄といえそうです。
要因分析:明治電機工業(3388)
この会社の2021年3月期の業績は、特に利益面が前期比50%程度も落ち込み減収減益の結果でした。
しかしながら、2021年度~2023年度の3か年の中期経営計画は、利益面が毎年20%づつ増加の計画でしたので、大きな成長を期待させる銘柄でした。
配当は、年利回り3.1%(6/25終値で計算)と高く、配当性向は30%程度と一定の為、利益が伸び続ければ、配当も増配されるでしょう。株主還元の面からも魅力がある銘柄といえます。
ただ流動性は低いので少し気になる所です。
ご参考(立会外分売前の分析):【立会外分売は買いか?】明治電機工業(3388)
直近の日足チャート(2021/3/26~6/25):
株価は、分売発表後の翌営業日(6/9)に出来高を伴い大きく下げましたが、分売日当日(6/16)に大きな陽線を付けて上昇しました。
分売日以降、少し下げていたのですが、それをキャンセルしたかのように上がっており、分売発表の値段(1,411円)にほぼ戻しています。
結局、分売発表後に下げたのは、ただ単に、分売による短期的な需給悪化懸念から売られただけで、今振り返ってみれば、株価への影響は短期的なものに終わりました。
立会外分売は「買い」、ということを象徴したような株価の動きでした。
まとめ
テイン(7217)、明治電機工業(3388)の立会外分売予想と一週間後の株価は、
銘柄名 | 事前予想 | 結果(「一週間後終値」ー「分売値段」) | 判定 |
テイン | 買い | +43円(+3.4%) | 〇 |
明治電機工業 | 買い | +81円(+6.2%) | 〇 |
でした。両銘柄ともに「買い」の予想で〇の判定です。ほぼ当たっていたので満足です。
テインは立会外分売発表前の水準への戻り、明治電機工業は中期経営計画の達成期待で、株価は上昇していくのではと予想しています。今後も楽しみです!
参考になればうれしいです✨最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。
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