上方修正期待、復配! 銘柄分析(第16回):オートウェーブ (2666)

株式投資

こんにちは!

会社四季報2021年2集(2021年3月発売)の営業利益予想が、会社予想に比べ大幅に乖離(乖離率30%以上)している銘柄の中で、直近の四半期決算発表以降、上方修正を発表していない企業に絞り、今後上方修正はあるのか分析してみました。

第16回目は、小売業種から、オートウェーブです。

事業内容

千葉地盤のカー用品販売、車のトータルメンテナンスサービスの会社です。

最近では、コインランドリーの1号店をオープンしたり、釣具店をテナント誘致したりして、事業拡大を図っています。

事業セグメントは、店舗ごとを基礎とした「自動車用品販売等事業」のみです。

直近の経営状況

2021年3月期3Q累計では、売上高 52.6億円(前年同四半期比9.3%減)、営業利益 1.3億円(同15.6%増)、経常利益 2.1億円(同13.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益 1.5億円(同37.1%減)となっています。

新型コロナウイルス感染症対策として営業時間の短縮に加え、従業員の一時帰休などの経費の抑制を行っています。また、新型コロナウイルス感染症の感染長期化の影響により、著しい悪化には至っていませんが、取引需要そのものが減退する状況となっています。

純利益が減少しているのは、税務上の繰越欠損金の解消に伴い繰延税金資産の一部を取り崩したことなどによるものです。

財務面では、3Q末時点で、総資産が、82.0億円で前年度末比1.2億円(1.5%)の増加、負債は48.4億円となり前年度末比0.3億円(0.6%)の減少、純資産は33.5億円で、前年度末比1.5億円(4.5%)の増加。この結果、自己資本比率は、前年度末比1.2ポイント増の40.9%となり、昨年末と比べ良好な状態です。

株価指標

4/30(金)終値時点の数値

株価:122円

時価総額:17.6億円

PER:11.72倍

PERは、同業で時価総額が近い、オートバックス(9832) 18.52倍、バッファロー(3352) 8.44倍、アイエーグループ(7509) 0.0倍 と比較すると、中間的な水準になっています。

PBR:0.53倍

信用倍率(信用買い残÷信用売り残):ー

年間配当金(予想):2円(年1回 3月 2円)、年間利回り:1.6%

※直近5年間(2016年~2020年)では、無配でしたが、最近(3/12)、財務体質の改善が進捗し、抜本的な株主還元策を検討できる段階に入ったとの会社側の認識で、13期ぶりの復配が発表されています!内容は、3月期末に普通配 1円、創業記念配 1円の計2円です。

同時に、株主優待制度の廃止も発表されています。この点は寂しいですが、剰余金の配当で株主へ利益還元を行った方が、公平という見方もできます。

週足チャート(2年間):

※出所:楽天証券サイト

昨年3月のコロナショック前は、130円~140円で推移していましたので、まだその水準には達していません。80円の下値からは、40円ほど戻していますので、半値戻し(上値と下値の中間)は達成している状況です。

まとめ

2021年3月期3Q累計の実績は、すでに営業利益は通期計画(0.46億円)の3倍程度となっており、このままのペースでいけば、計画の4倍も達成する数字となっています。4Qで損失がなければ、計画超過は間違いない状況です。

財務状態も、負債の減少や自己資本比率の増加等、改善してきており、復配も決定していますので、今後の業績と安定性は期待できるのではないでしょうか。

次回決算発表予定日:5/14(金)

※株式投資は、自己判断、自己責任でお願いします。

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