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【2025年10月権利確定】高分配J-REIT TOP3✨

こんにちは!

2025年10月権利確定のJ-REIT(全8銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2025年9月30日終値時点)が高い上位3銘柄を算出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

TOP3:積水ハウス・リート投資法人(3309)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2025年8月31日現在)

物件数:141物件、取得価格:5,566億円、稼働率:96.3%

ポートフォリオの分散状況:(2025年10月1日現在)

アセットタイプ比率

エリア比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年9月30日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、1口当たり1,781~2,365円で上下の差が584円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2023年4月期1,781
2023年10月期1,976
2024年4月期2,095
2024年10月期1,817
2025年4月期2,365
表1:積水ハウス・リート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

ほとんど方向感なく、70,000~85,000円のレンジ内で推移しています。

<日足チャート(直近3か月間)>

7月中旬に安値(75,000円)をつけた後は、右肩上がりで上昇し、8/21に年初来高値(81,900円)をつけました。

しかしその後は調整しています。

TOP2:トーセイ・リート投資法人(3451)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2025年8月29日現在)

物件数:63物件、取得価格:837億円、平均稼働率(2025年8月31日現在)97.0%

ポートフォリオの分散状況:(2025年8月29日現在)

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年9月30日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、1口当たり3,682~3,812円で上下の差が130円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2023年4月期3,682
2023年10月期3,706
2024年4月期3,682
2024年10月期3,761
2025年4月期3,812
表2:トーセイ・リート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年12月に安値(120,500円)をつけるまでは下落基調で推移していましたが、

その後は高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で推移し、翌年9月に上場来高値(150,800円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で推移しており、

9/26に上場来高値(150,800円)をつけています。

TOP1:投資法人みらい(3476)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2025年6月16日現在)

物件数:44物件、取得価格:1,779億円、稼働率(2025年8月末日現在)99.0%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

地域別比率三大都市圏 82.2%

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年9月30日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、1口当たり1,150~1,357円で上下の差が207円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2023年4月期1,305
2023年10月期1,215
2024年4月期1,150
2024年10月期1,257
2025年4月期1,357
表3:投資法人みらい 直近分配金推移

【投資主優待】

毎期末日時点で1口以上保有の投資主は、以下のホテルで割引料金で宿泊できる優待が進呈されます。

  1. The Court株式会社が運営する「EN HOTEL」「コートホテル」等
    公式予約サイトのベストレートから15%割引で宿泊することができます。
    (URL:https://www.courthotels.co.jp/)
  2. 株式会社ミナシアが運営するホテルウィングインターナショナル法人専用サイトの宿泊優待料金(公式サイトの一般プランから12%割引)で宿泊することができます。
    (URL:https://www.hotelwing.co.jp/)
  3. 株式会社ホスピタリティオペレーションズが運営するスマイルホテル等
    公式サイトの10%割引で宿泊することができます。
    (URL:https://smile-hotels.com/)

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年12月に安値(38,650円)をつけるまでは下落基調で推移していましたが、

その後は高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で推移し、翌年9月に高値(48,700円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

7月初旬に安値(43,550円)をつけた後は、高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で推移し、

9月末に年初来高値(48,700円)をつけています。

まとめ

2025年10月権利確定J-REITをまとめると・・・

TOP法人名アセット
タイプ
地域分散資産
規模
投資口
価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度
分配金
利回り
[%]
投資法人みらい
(3476)
総合三大都市圏
(東京、大阪、名古屋)
5.09
トーセイ・リート
(3451)
総合東京中心×5.03
積水ハウス・リート
(3309)
住宅
オフィス
東京中心
米国
××4.96
表4:2025年10月権利確定 J-REIT まとめ

今回の上位3銘柄は、利回りが5%前後で僅差となりました。

どの投資法人も、投資口価格は昨年末に底を打ちそれ以降は上昇基調で推移しています。

特に「投資法人みらい」と「トーセイ・リート」は、年初来高値を更新したばかりで、再びこれを更新するか注目です。

個別では、

投資法人みらい」は、1口当たりの投資金額が低いですので買いやすさがあります。

ホテル宿泊割引の投資主優待がありますので、この点も魅力的ですね。

トーセイ・リート」は、分配金の安定度が高く安心感があります。

積水ハウス・リート」は、米国の住宅に投資している点は、他のJ-REITにはないユニークさがあり、成長が期待できそうです。

今回ご紹介していない10月権利のJ-REITの中では、積水ハウス・リートの次に利回りが高いJ-REITは、

KDX不動産(8972) 利回り4.91%(9/30時点)、NTT都市開発リート(8956) 4.62%(同)となっていますので、こちらも検討してみても良いかもしれませんね。

2025年10月の権利付き最終日は29日(水)(権利落ち日:10/30)です。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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