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【2025年8月権利確定】高分配J-REIT TOP3✨

こんにちは!

2025年8月権利確定のJ-REIT(全15銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2025年8月4日終値時点)が高い上位3銘柄を抽出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

TOP3:Oneリート投資法人(3290)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2025年3月21日現在)

物件数:29物件、取得価格:1,237億円、稼働率:98.4%(2025年2月末現在)

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

となっており、「オフィス」が9割強を占めています。

地域別比率

となっており、「東京経済圏」が6割強を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年8月4日(月)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、1口当たり6,691~7,217円で推移し、上下で526円の差があります。

決算期1口当たり
分配金
[円]
2023年2月期6,842
2023年8月期6,821
2024年2月期6,691
2024年8月期6,835
2025年2月期7,217
表1:Oneリート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年1月に高値(274,900円)をつけた後は、高値切り下げ安値切り下げの下落基調で推移し、同年12月に安値(220,500円)をつけました。

しかしその後は、上昇基調で推移し、直近ではすべての移動平均線を上抜けています。

<日足チャート(直近3か月間)>

5/22に安値(240,600円)をつけた後は、高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で順調に値を伸ばしており、

8/4に年初来高値(270,000円)をつけています。

TOP2:ザイマックス・リート投資法人(3488)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2025年2月28日現在)

物件数:18物件、取得価格:438.6億円、平均稼働率:100%(2025年6月30日現在)

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

となっており、「オフィス」が6割弱を占めています。

地域別比率

となっており、「都心8区」が4割弱「東京経済圏」が3割強を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年8月4日(月)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、1口当たり3,159~3,728円で推移し、上下569円の差があります。

決算期1口当たり
分配金[円]
2023年2月期3,262
2023年8月期3,159
2024年2月期3,300
2024年8月期3,328
2025年2月期3,728
表2:ザイマックス・リート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年5月に高値(123,900円)をつけた後は、高値切り下げ安値切り下げの下落基調で推移し、翌年4月に安値(103,800円)をつけました。

しかしその後は上昇に転じてきています

<日足チャート(直近3か月間)>

5/30に一時的な安値(108,200円)をつけた後は、上昇基調で推移し、

8/1に高値(117,200円)をつけています。

TOP1:タカラレーベン不動産投資法人(3492)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2025年4月24日現在)

物件数:79物件、取得価格:1,732億円、稼働率:99.4%(2025年6月30日現在)

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

となっており、「住宅」が4割弱「オフィス」が3割弱を占めています。

地域別比率

となっており、「東京経済圏」が6割弱を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年8月4日(月)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、1口当たり2,617~2,800円で推移上下の幅は183円安定しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2023年2月期2,710
2023年8月期2,617
2024年2月期2,672
2024年8月期2,700
2025年2月期2,800
表3:タカラレーベン不動産投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年1月に高値(105,800円)をつけた後は、高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドで推移し、翌年4月に安値(80,300円)をつけました。

しかしその後は、上昇基調で推移しています。

<日足チャート(直近3か月間)>

5/8に安値(85,300円)をつけた後は、順調に値を伸ばして7/31に年初来高値(95,000円)をつけています。

まとめ

2025年8月権利確定J-REITをまとめると・・・

TOP法人名アセット
タイプ
地域分散資産
規模
投資口
価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度
分配金
利回り
[%]
タカラレーベン不動産
(3492)
総合東京中心×5.70
ザイマックス・リート
(3488)
オフィス
商業施設
ホテル
東京中心×5.41
Oneリート
(3290)
オフィス東京中心×5.37
表4:2025年8月権利確定 高分配J-REIT まとめ

今回は、上位3銘柄の利回りは、5%台後半1銘柄5%台前半2銘柄となりました。

TOP1の「タカラレーベン不動産」は、分配金の安定度や投資口価格モメンタムでも最高得点となっています。

J-REIT全体では、2024年までの低迷から抜け出し上昇基調が鮮明となっていますので、買いやすいですね。

個別では、

タカラレーベン不動産」は、上記に加え、分配金の安定度も高くなっています。

2025年4月のトランプ関税ショックでの安値からの戻りに勢いがあり、利回りが高い分、買いが集まってキャピタルゲインも期待できそうです。

ザイマックス・リート」は、他の2銘柄に比べ、やや投資口の価格の勢いが弱いです。

ただ、投資口価格110,000~120,000円で安定しており、高分配ランキングの常連ですので買いやすいかもしれませんね。

Oneリート」は、2024年末からの上昇基調が継続中です。

2024年1月の高値(274,900円)のブレイクも時間の問題ですので、今後の投資口価格の上昇が楽しみです。

今回ご紹介していない8月権利のJ-REITの中では、Oneリートの次に利回りが高い、

日本都市ファンド(8953)は利回り5.09%(8/4時点)ラサールロジポート(3466) 5.01%(同)利回りは5%超となっていますので、こちらも検討してみても良いかもしれませんね。

2025年8月の権利付き最終日は27日(水)(権利落ち日:8/28)です。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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