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【2025年2月権利確定】高分配J-REIT TOP3✨

こんにちは!

2025年2月権利確定のJ-REIT(全15銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2025年1月29日終値時点)が高い上位3銘柄を算出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

TOP3:日本都市ファンド投資法人(8953)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年11月30日現在)

物件数:145物件、取得価格:1兆2,841億円、稼働率:99.2%

ポートフォリオの分散状況:(2024年8月31日現在 141物件ベース)

アセットタイプ別比率>(取得価格ベース)

となっており、「都市型商業施設」が4割強を占めています。

エリア別>(同)

となっており、「東京圏」が6割弱を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年1月29日(月)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、1口当たり2,261~2,313円で推移し、上下の幅は52円比較的小さくなっています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年8月期2,263
2023年2月期2,313
2023年8月期2,261
2024年2月期2,270
2024年8月期2,306
表1:日本都市ファンド投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2023年2月に高値(104,300円)をつけた後は、92,000~104,000円のレンジ内で推移していましたが、

2024年に入り90,000円を割り込み下落基調で推移しています。

<日足チャート(直近3か月間)>

昨年12月に年初来安値(85,800円)をつけるまでは下落基調で推移していましたが、

その後は高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で推移しており、1/29に高値(95,900円)をつけています。

TOP2:Oneリート投資法人(3290)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年12月23日現在)

物件数:32物件、取得価格:1,236億円、稼働率:98.3%(2024年12月末現在)

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

地域別比率

となっており、「東京経済圏」が7割を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年1月29日(水)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、1口当たり6,691~7,120円で推移し、上下で429円の差があります。

決算期1口当たり
分配金
[円]
2022年8月期7,120
2023年2月期6,842
2023年8月期6,821
2024年2月期6,691
2024年8月期6,835
表2:Oneリート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年1月に高値(274,900円)をつけるまでは、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドで推移していましたが、

その後は下落基調で推移し、同年12月に安値(220,500円)をつけました。

そして、その後は上昇に転じてきています

<日足チャート(直近3か月間)>

昨年12月に年初来安値(220,500円)をつけるまでは下落基調で推移していましたが、

その後は、高値切り上げ安値切り上げの上昇基調で推移し、1/29に高値(247,000円)をつけています。

TOP1:タカラレーベン不動産投資法人(3492)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年9月12日現在)

物件数:80物件、取得価格:1,734億円、稼働率:98.7%(2024年12月31日現在)

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

となっており、「住宅」が4割弱「オフィス」が3割弱を占めています。

地域別比率

となっており、「東京経済圏」が6割弱を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2025年1月29日(水)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、1口当たり2,617~3,008円で推移上下の幅は391円比較的大きくなっています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年8月期3,008
2023年2月期2,710
2023年8月期2,617
2024年2月期2,672
2024年8月期2,700
表3:タカラレーベン不動産投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年1月に高値(105,800円)をつけるまでは上昇トレンドで推移していましたが、

その後は高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドで推移し、同年12月に安値(82,800円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

昨年12月に年初来安値(82,800円)をつけるまでは下落基調で推移していましたが、

その後は上昇に転じ1/29に高値(89,200円)をつけています。

まとめ

2025年2月権利確定J-REITをまとめると・・・

TOP法人名アセット
タイプ
地域分散資産
規模
投資口
価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度

連続増配
分配金
利回り[%]
タカラレーベン不動産
(3492)
総合東京中心××6.07
Oneリート(3290)オフィス東京中心××5.95
日本都市ファンド(8953)総合東京中心×5.84
表4:2025年2月権利確定 J-REIT まとめ

今回は、上位3銘柄ともに全て利回りが5%超で、特にタカラレーベン不動産6%超の利回りです。

J-REIT全体では投資口価格は下がりっぱなしでしたが、直近では1月の日銀政策決定会合の決定を受け堅調な値動きを示しており、今が買い時の感があります。

また、利回りが高いためインカムゲインが期待でき、日本株よりも値動きが穏やかですので、2025年のNISA枠を活用した投資の期待もあります。

個別では、

タカラレーベン不動産」は、利回りは最も高く、高利回りランキングの常連で、直近の4期ほどは分配金も1口当たり2,700円程度で安定しています。

今が安値で買える絶好の機会かもしれませんね。

Oneリート」は東京を中心としたオフィス特化型で、今後、オフィスの空室率が下がってくれば投資口価格は上昇する可能性があります。

気になるのは、流動性がやや低いことと、投資口価格が若干高めというところでしょうか。

日本都市ファンド」は、資産規模が大きく安定感があります。

分配金も安定していますので、買いやすいですね。

今回ご紹介していない2月権利のJ-REITの中では、日本都市ファンドの次に利回りが高い、

ザイマックス・リート(3488)は利回り5.80%(1/29時点)、サンケイリアルエステート(2972) 5.46%とどちらも5%超となっていますので、こちらも検討してみても良いかもしれませんね。

2025年2月の権利付き最終日26日(水)(権利落ち日:2/27)です。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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