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【2024年10月権利確定】高分配J-REIT TOP3✨

こんにちは!

2024年10月権利確定のJ-REIT(全8銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2024年9月27日終値時点)が高い上位3銘柄を算出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

TOP3:トーセイ・リート投資法人(3451)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年1月30日現在)

物件数:62物件、取得価格:827億円、平均稼働率(2024年8月末日現在)97.2%

ポートフォリオの分散状況:(2024年4月30日現在)

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年9月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、1口当たり3,558~3,706円で上下の差が148円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年4月期3,558
2022年10月期3,638
2023年4月期3,682
2023年10月期3,706
2024年4月期3,682
表1:トーセイ・リート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年4月に高値(148,300円)をつけるまでは、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドで推移しましたが、

その後は調整しており、2024年8月に安値(121,100円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

7/31に高値(142,100円)をつけた後は、いわゆる「植田ショック」による急落で8/5に年初来安値(121,100円)をつけました。

しかしその後は急速に値を戻して直近の高値(142,100円)まであと少しのところまで回復しています。

TOP2:投資法人みらい(3476)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年6月17日現在)

物件数:43物件、取得価格:1,782億円、平均稼働率(2024年7月末日現在)98.0%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

地域別比率三大都市圏 82.8%

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年9月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、1口当たり1,150~1,313円で上下の差が163円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年4月期1,267
2022年10月期1,313
2023年4月期1,305
2023年10月期1,215
2024年4月期1,150
表2:投資法人みらい 直近分配金推移

【投資主優待】

毎期末日時点で1口以上保有の投資主は、以下のホテルで割引料金で宿泊できる優待が進呈されます。

  1. The COURT株式会社が運営する「EN HOTEL」「コートホテル」等
    公式予約サイトのベストレートから10%割引で宿泊することができます。
    (URL:https://www.courthotels.co.jp/)
  2. 株式会社ミナシアが運営するホテルウィングインターナショナル
    法人専用サイトの宿泊優待料金(公式サイトの一般プランから12%割引)で宿泊することができます。
    (URL:https://www.hotelwing.co.jp/)
  3. 株式会社ホスピタリティオペレーションズが運営するスマイルホテル等
    公式サイトの10%割引で宿泊することができます。
    (URL:https://smile-hotels.com/)

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2022年9月に高値(50,800円)をつけた後は、長期間、高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドで推移し、

2024年8月に安値(41,000円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

7月下旬からの大きな下落8/5に年初来安値(41,000円)をつけましたが、

その後は、急速に上昇し、この大きな下落前の元の値に戻りつつあります

TOP1:いちごオフィスリート投資法人(8975)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年7月31日現在)

物件数:93物件、取得価格:2,258億円、稼働率:96.0%(2024年8月末 速報値)

ポートフォリオの分散状況:(2024年4月30日現在(物件数 87物件、取得価格 2,104億円)のデータ)

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年9月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、1口当たり2,052~4,224円で推移しています。

2023年4月期の分配金は、2022年12月に譲渡したオフィスビル1物件(いちご池之端ビル)の譲渡益が含まれており、一時的に多くなっています。

決算期1口当たり
分配金
[円]
2022年4月期2,508
2022年10月期2,052
2023年4月期4,224
2023年10月期2,115
2024年4月期2,199
表3:いちごオフィスリート投資法人 直近分配金推移

【投資主優待】

毎年4月末と10月末に1口以上保有の投資主は、以下が進呈されます。

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2023年4月に高値(102,600円)をつけた後は、高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドで推移し、

2024年8月に安値(76,000円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

8/5に年初来安値(76,000円)をつけた後は一気に上昇し、8/29に年初来高値(86,000円)をつけました。

そしてその後は、82,000~84,000円前後のヨコヨコで推移しています。

まとめ

2024年10月権利確定J-REITをまとめると・・・

TOP法人名アセット
タイプ
地域分散資産
規模
投資口
価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度
分配金
利回り[%]
いちごオフィスリート
(8975)
オフィス首都圏+
四大都市圏
(大阪、名古屋、福岡、札幌)
×5.88
投資法人みらい
(3476)
総合三大都市圏
(東京、大阪、名古屋)
5.38
トーセイ・リート
(3451)
総合東京中心×5.30
表4:2024年10月権利確定 J-REIT まとめ

今回は、上位3銘柄ともに利回りが5%以上となりました。

どの投資法人も、7月末~8月初旬のいわゆる「植田ショック」で、オーバーシュート気味に急落したのですが、その後は戻りが早くほぼ全戻ししています。

特に「いちごオフィスリート」は、急落前の値を突破して、直近で年初来高値をつけています。

個別では、

いちごオフィスリート」は、分配金の安定度が低いですが、その他は満遍なく高評価です。

投資主優待狙いや流動性の高さ重視の場合は「投資法人みらい」がいいですね。

トーセイ・リート」は、分売金の安定度が高く安心感があります。

今回ご紹介していない10月権利のJ-REITの中では、トーセイ・リートの次に利回りが高い積水ハウス・リート(3309)は利回り5.18%(9/27時点)KDX不動産(8972) 5.07%5%超となっていますので、こちらも検討してみても良いかもしれませんね。

2024年10月の権利付き最終日は29日(火)(権利落ち日:10/30)です。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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