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【2024年11月権利確定】高分配J-REIT TOP3✨

こんにちは!

2024年11月権利確定のJ-REIT(全8銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2024年10月29日終値時点)が高い上位3銘柄を算出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

TOP3:アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年5月31日現在)

物件数:45件、取得価格:5,418億円、月次稼働率(2024年8月31日現在)99.2%

ポートフォリオの分散状況:(2024年5月31日現在)

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年10月29日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のように、1口当たり9,300~9,875円で推移しており、上下の500円程度の差があります。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年5月期9,510
2022年11月期9,300
2023年5月期9,875
2023年11月期9,611
2024年5月期9,365
表1:アクティビア・プロパティーズ投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2022年11月に高値(446,000円)をつけた後は、しばらく390,000~420,000円のレンジ内での推移でしたが、

2024年4月頃から下落基調で推移し、直近の2024年10月に安値(323,000円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

7/31に高値(357,000円)をつけた後は、高値切り下げ安値切り下げの下落基調で推移し、9/13と17に年初来安値(323,000円)をつけました。

その後は、ほぼヨコヨコで推移し、10/28に再度年初来安値をつけましたが、その安値は割り込んでいません

TOP2:ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)

特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年9月30日現在)

物件数:140件、取得価格:7,031億円、稼働率(2024年9月末日現在)99.1%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年10月29日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、3,112~3,629円で推移しており、連続増配を継続中です。

決算期1口当たり
分配金
[円]
2022年5月期3,112
2022年11月期3,144
2023年5月期3,229
2023年11月期3,371
2024年5月期3,629
表3:ユナイテッド・アーバン投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2023年9月に高値(161,100円)をつけるまでは140,000~160,000円のレンジ内で推移していましたが、

その後は高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドで推移し、2024年8月に安値(131,300円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

8/5に年初来安値(131,300円)をつけた後は急速に上昇し、8/28に高値(148,400円)をつけました。

しかしその後は、高値切り下げ安値切り下げの下落基調で推移しています。

TOP1:平和不動産リート投資法人(8966)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年10月1日現在)

物件数:128件、取得価格:2,376億円、稼働率(2024年9月30日現在)97.6%

ポートフォリオの分散状況:(2024年5月31日現在)

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年10月29日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のように、1口当たり3,050~3,380円で推移しており、連続増配を継続中です。

決算期1口当たり
分配金
[円]
2022年5月期3,050
2022年11月期3,130
2023年5月期3,160
2023年11月期3,300
2024年5月期3,380
表3:平和不動産リート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2023年5月に高値(164,200円)をつけた後は、高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドで推移し、

直近の2024年10月に安値(121,500円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

8/29に高値(135,500円)をつけるまでは上昇基調で推移していましたが、

それ以降は高値切り下げ安値切り下げの下落基調で推移しています。

まとめ

2024年11月権利確定J-REITをまとめると・・・

TOP法人名アセット
タイプ
地域分散資産
規模
投資口
価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度

連続増配
分配金
利回り[%]
平和不動産リート
(8966)
オフィス、住宅東京中心××5.61
ユナイテッド・アーバン
(8960)
総合全国主要都市×5.51
アクティビア・プロパティーズ
(3279)
オフィス、商業施設首都圏+
三大都市圏
××5.50
表4:2024年11月権利確定 J-REIT まとめ

今回は、上位3銘柄ともに僅差で利回りが5.5%超となりました。

J-REIT全体でもそうですが、どの投資法人も投資口価格が下落基調で推移しており、なかなか上昇のきっかけがつかめない状況です。

ただ今後は、大きなイベントとして米国の大統領選挙が控えており、それをきっかけに流れが変わる可能性もあります。

そして、投資口価格が低迷している分、分配金利回りは高くなっています

個別では、

平和不動産リート」は、分配金利回りが高くなおかつ連続増配を継続していますので、今後投資口価格が上昇してくればキャピタルゲインとインカムゲインの両方を享受できそうです。

ユナイテッド・アーバン」も連続増配を継続している点が魅力で、流動性高いところもいいですね。

アクティビア・プロパティーズ」は、分売金利回りが僅差で3位となりました。

ただ、1口当たりの投資口価格が高い点は難点です。

今回ご紹介していない11月権利のJ-REITの中では、アクティビア・プロパティーズの次に利回りが高い日本ホテル&レジデンシャル(3472)は利回り5.41%(10/29時点)阪急阪神リート(8977) 5.11%5%超となっていますので、こちらも検討してみても良いかもしれませんね。

2024年11月の権利付き最終日は27日(水)(権利落ち日:11/28)です。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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