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【2025年1月権利確定】高分配J-REIT TOP3✨

こんにちは!

2025年1月権利確定のJ-REIT(全13銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2024年12月27日終値時点)が高い上位3銘柄を算出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

TOP3:エスコンジャパンリート投資法人(2971)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年11月30日現在)

物件数:37物件、取得価格:703億円、稼働率:99.6%

ポートフォリオの分散状況

地域別比率

となっており、「近畿圏」が最も多く5割を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年12月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のように、1口当たり3,227~5,283円で推移しています。

また、2023年1月期のみ突出して多くなっていますが、これは特別利益として、同資産運用会社から忠実義務違反行為により同投資法人に生じた損害の賠償として受け取った損害賠償金666百万円を計上したためです。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年7月期3,604
2023年1月期5,283
2023年7月期3,238
2024年1月期3,227
2024年7月期3,242
表1:エスコンジャパンリート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2023年3月に安値(102,800円)をつけた後は、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドで推移し、翌年5月に高値(129,400円)をつけました。

しかし、その後は調整しています。

<日足チャート(直近3か月間)>

12/19に年初来安値(107,700円)をつけるまでは、右肩下がりの下落基調で推移していましたが、

それ以降は上昇に転じており、直近では、25日移動平均線(赤線)を上抜けています。

TOP2:東海道リート投資法人(2989)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年12月19日現在)

物件数:23物件、取得価格:545億円、稼働率:99.5%(2024年11月30日現在)

ポートフォリオの分散状況:(2024年2月2日現在)

投資エリア

となっており、「愛知県」が4割強「静岡県」が4割を占めています。

投資対象

となっており、「物流アセット」が3割強「住宅系アセット」が3割弱を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年12月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のように、1口当たり3,170~3,351円で推移しており、最大と最小の差は181円です。

決算期1口当たり
分配金(円)
2022年7月期3,170
2023年1月期3,211
2023年7月期3,342
2024年1月期3,351
2024年7月期3,284
表2:東海道リート投資法人 直近分配金推移

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2024年4月に上場来高値(133,300円)をつけるまでは、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドでしたが、

それ以降は下落トレンドで推移して、同年12月に安値(101,600円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

高値切り下げ安値切り下げの下落基調で推移しています。

そして、12/21に年初来安値(101,600円)をつけた後は、若干ですが上昇に転じてきており、直近(12/27)では75日移動平均線(青線)を上抜けています。

TOP1:いちごホテルリート投資法人(3463)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2024年12月2日現在)

物件数:28物件、取得価格:662億円、客室稼働率:88.4%(2024年7月期)

ポートフォリオの分散状況:(取得価格ベース)

投資エリア>(2024年7月31日現在)

となっており、「大阪」が最も多く2割弱を占めています。

【投資口価格動向・分配金推移】

<2024年12月27日(金)終値時点>

今期(2025年1月期)の分配金は、前期比で2倍以上となっていますが、これは「ヴァリエホテル広島」を譲渡を決議し、2024年12月2日付で代金決済および引き渡しを行う予定で、

本譲渡に伴い、2025年1月期において譲渡益約2.3億円を計上見込みのためです。

直近5営業期間の分配金は表3のように、1口当たり1,418~3,040円で推移しており、連続増配を継続中です。

決算期1口当たり
分配金
[円]
2022年7月期1,418
2023年1月期2,311
2023年7月期2,831
2024年1月期2,976
2024年7月期3,040
表3:いちごホテルリート投資法人 直近分配金推移

【投資主優待】

このJ-REITは投資主優待があり、毎年1月末と7月末に1口以上保有の投資主は、以下の2点が進呈されます。

個人投資家にとって、うれしい内容ですね!

【直近の投資口価格推移】

<週足チャート(直近2年間)>

2023年6月に安値(98,100円)をつけた後は、しばらく100,000~120,000円程度のレンジ内の推移でしたが、

翌年後半から急上昇しはじめ、12月に高値(157,500円)をつけています。

<日足チャート(直近3か月間)>

右肩上がりの上昇基調が継続しています。

そして、12/27に年初来高値(157,500円)をつけています。

まとめ

2025年1月権利確定J-REITをまとめると・・・

TOP法人名アセット
タイプ
地域分散資産
規模
投資口
価格
モメンタム
流動性投資主優待分配金
安定度

連続増配
分配金
利回り[%]
いちごホテルリート
(3463)
ホテル全国8.49
東海道リート(2989)物流施設、住宅、底地東海
(静岡、愛知、三重)
××6.19
エスコンジャパンリート(2971)商業施設、住宅五大都市圏×6.10
表4:2025年1月権利確定 J-REIT まとめ

今回は、上位3銘柄ともに全て利回りが6%超で、特にいちごホテルリートは何と8%超と脅威の利回りです。

J-REIT全体でも投資口価格は下がりっぱなしでしたが、直近では堅調な値動きも見せ、ようやく底打ち感も見え始めており、今が買い時の可能性もあります。

今後は、2025年のNISA枠を活用した投資も期待できる時期でもありますので、インカムゲインと同時にキャピタルゲイン(値上がり益)も狙えそうです。

個別では、

いちごホテルリート」は、圧倒的に分配金利回りが高く投資主優待もあるので魅力的です。

ただ、2025年1月は資産の譲渡益が上乗せされており、次期(2025年7月期)以降の分配金1口当たり数千円下がりますので、1月の配当権利落ちの下落には注意が必要です。

東海道リート」は安定的な高配当で、投資口価格も底打ち感があります。

75日移動平均線線を上抜けていますので、今後の投資口価格上昇に期待です。

エスコンジャパンリート」は、こちらも安定的な高分配ですが、若干減配リスクがあります。

ただ、投資口価格は中期的には上下20,000円程度の差しかなく安定していますので、安心して保有できますね。

今回ご紹介していない1月権利のJ-REITの中では、エスコンジャパンリートの次に利回りが高い、

サムティ・レジデンシャル(3459)は利回り6.09%(12/27時点)スターアジア不動産(3468) 5.96%とどちらも6%前後となっていますので、こちらも検討してみても良いかもしれませんね。

2025年1月の権利付き最終日は29日(水)(権利落ち日:1/30)です。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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