きよりん堅実投資

【2022年10月権利確定】高分配J-REIT ベスト3✨

10月

こんにちは!

2022年10月権利確定のJ-REIT(全8銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回り(2022年9月16日終値時点)が高い上位3銘柄を抽出。

さらに、分配金の安定度、投資口価格モメンタムや流動性の高さなども加味して、どのJ-REITが買いなのか総合的に分析しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高分配の銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

Best3:いちごオフィスリート投資法人(8975)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年8月31日現在)

物件数:86物件、取得価格:2,092億円、平均稼働率(2022年8月末日現在)96.2%

ポートフォリオの分散状況

地域別比率>(2021年6月20日現在)

【投資口価格動向】

<2022年9月16日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、1口当たり2,132~2,508円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2020年4月期2,163
2020年10月期2,230
2021年4月期2,132
2021年10月期2,185
2022年4月期2,508
表1:いちごオフィスリート投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年の10月の安値(66,100円)から上昇し、昨年6月に高値(102,800円)をつけました。

しかしその後は調整して、この高値を超えられていません。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、6月につけた安値(80,900円)から、右肩上がりの上昇トレンドを継続し、9/16には直近の高値(88,400円)をつけてきており、6月の安値から9.2%上昇しています。

Best2:投資法人みらい(3476)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年6月14日現在)

物件数:37物件、取得価格:1,639億円、平均稼働率(2022年7月末日現在)98.5%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

地域別比率三大都市圏 85.9%

【投資口価格動向】

<2022年9月16日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、1口当たり1,247~1,429円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2020年4月期1,561
2020年10月期1,429
2021年4月期1,247
2021年10月期1,289
2022年4月期1,267
表2:投資法人みらい 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年10月に安値(35,750円)をつけた後は、右肩上がりで上昇し、昨年7月に高値(58,800円)をつけました。

しかしその後は高値切り上げは起こっておらず、調整しています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、6月下旬につけた安値(48,000円)から上昇し、8月下旬に高値(51,700円)をつけました。

そして現在は、51,000円近辺で調整中です。

Best1:トーセイ・リート投資法人(3451)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2021年12月24日現在)

物件数:59物件、取得価格:782億円、平均稼働率(2022年8月末日現在)96.5%

ポートフォリオの分散状況

<アセットタイプ比率>

<地域別比率>

【投資口価格動向】

<2022年9月16日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、1口当たり3,558~3,750円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2020年4月期3,696
2020年10月期3,697
2021年4月期3,750
2021年10月期3,643
2022年4月期3,558
表3:トーセイ・リート投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年の11月に安値(101,300円)をつけた後は、右肩上がりで上昇し、昨年7月に高値(144,400円)をつけました。

そしてその後は一旦調整しましたが、直近ではこの高値に迫ってくる勢いで上昇してきています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、6月中旬につけた安値(127,000円)から、きれいに右肩上がりで上昇し、9/13に高値(142,700円)をつけました。

そして、その3営業日後の9/16は、理由は不明なのですが、出来高を伴い大きめの陰線で下落しています。

まとめ

2022年10月権利確定J-REITをまとめると、

ベスト法人名アセット
タイプ
地域分散規模投資口価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度
分配金
利回り[%]
トーセイ
・リート
(3451)
総合型東京集中×5.24
投資法人
みらい
(3476)
総合型三大都市圏
(東京、大阪、名古屋)
5.02
いちごオフィス
リート

(8975)
オフィス型首都圏+
四大都市圏
(大阪、名古屋、福岡、札幌)
4.64
表4:2022年10月権利確定 J-REIT まとめ

と判断しました。

分配金利回り分配金の安定度重視の場合は「トーセイ・リート」、

バランス重視投資主優待がある、「投資法人みらい」もいいですね。

分配金利回りでは劣っていますが、投資口モメンタム投資主優待狙いの場合は、「いちごオフィスリート」も捨てがたいです。

今回ご紹介した10月権利のJ-REITは、分配金の利回りが5%超の銘柄は2つあります。

2022年10月の権利確定日は27日(木)です(権利落ち日:10/28)。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

モバイルバージョンを終了