きよりん堅実投資

【6月権利確定】高分配J-REIT ベスト3✨

まとめ

こんにちは!

6月権利確定のJ-REIT(全8銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回りが高い上位3銘柄を抽出しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高配当な銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

Best3:ジャパンエクセレント投資法人(8987)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2021年12月31日現在)

物件数:36件、取得価格:2,866億円、期末稼働率(2021年12月末日現在)93.1%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

地域別比率

【投資口価格動向】

<2022年5月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、2,843~3,000円で推移しており、直近では徐々に減少してきています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2019年12月期2,918
2020年6月期2,960
2020年12月期3,000
2021年6月期2,938
2021年12月期2,843
表1:ジャパンエクセレント投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年のコロナショック時の安値から右肩上がりで上昇し、昨年6月に高値(165,100円)をつけました。

しかしその後は調整し、右肩下がりの下落トレンドで推移しています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、4月の初旬に年初来高値(138,600円)をつけた後は、下落基調で推移していましたが、

5/12に安値(120,700円)をつけた後は、上昇に転じ戻してきています

現時点(5/27)時点では75日移動平均線(青線)まであと一歩のところにきていますので、これを上抜ければさらなる上昇が期待できそうです。

Best2:日本リート投資法人(3296)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年5月25日現在)

物件数:106件、取得価格:2,547億円、平均稼働率:96.9%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別比率

地域別比率

【投資口価格動向】

<2022年5月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、8,892~12,100円で推移しており、

2020年12月期迄は増配傾向でしたが、それ以降は減配と増配を繰り返しています

決算期1口当たり
分配金(円)
2019年12月期8,892
2020年6月期9,228
2020年12月期12,100
2021年6月期10,800
2021年12月期11,665
表2:日本リート投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年のコロナショック時の安値から上昇し、昨年6月に高値(467,500円)をつけました。

しかしその後は調整し、下落トレンドで推移しています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、3月初旬に年初来安値(348,000円)をつけた後は上昇し、

3月末に高値(390,000円)をつけました。

しかしその後は調整しており、現在は全ての移動平均線が収斂していて、上か下かどちらに行くかの分岐点になっています。

今後は、上放れるか下放れるか要注目です。

Best1:マリモ地方創生リート(3470)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年4月1日現在)

物件数:39件、取得価格:395.5億円、稼働率:97.7%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ別投資比率

地域別投資比率

【投資口価格動向】

<2022年5月27日(金)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、

分配金は、3,500~3,600円程度で推移していましたが、2021年12月期は250円程度増額されています。

ただ、今期(2022年6月期)と次期(2022年12月期)は、減配予想となっています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2019年12月期3,504
2020年6月期3,494
2020年12月期3,546
2021年6月期3,572
2021年12月期3,924
表3:マリモ地方創生リート投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年のコロナショック時の安値から上昇を続け昨年12月に上場来高値(139,900円)をつけました。

その後は調整していましたが、現在はその上場来高値に迫りつつあります

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、3月初旬につけた安値(123,000円)から、きれいな右肩上がりで上昇し、5/27には年初来高値を更新してきています。

今後は、さらに上値追いして上昇していくのか、上昇は失速するのか要注目です。

まとめ

6月権利確定J-REITをまとめると、

ベスト法人名アセット
タイプ
地域分散規模投資口価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度
分配金
利回り[%]
マリモ地方創生リート
(3470)
総合日本全国
(地方重視)
×5.31
日本リート
(3296)
総合首都圏+
三大都市圏
×4.47
ジャパンエクセレント
(8987)
オフィス東京中心×4.36
表4:6月権利確定 J-REIT まとめ

と判断しました。

分配金利回り投資口価格モメンタム重視の場合は「マリモ地方創生リート」、

バランス重視で投資口価格チャートの移動平均線が収斂しており、上昇期待であれば、「日本リート」もいいですね。

流動性の高さ分配金の安定度でいえば、「ジャパンエクセレント」も捨てがたいです。

2022年6月の権利確定日は28日(火)です(権利落ち日:6/29)。

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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