きよりん堅実投資

【4月権利確定】高分配J-REIT ベスト3✨

4月 菜の花

こんにちは!

4月権利確定のJ-REIT(全8銘柄)をピックアップし、その中で分配金利回りが高い上位3銘柄を抽出しました。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

【J-REITの簡単な説明】

投資信託の仲間であり、我々投資家は、東京証券取引所でJ-REIT(不動産投資法人)商品を購入し、J-REITが、商業施設やホテル、住宅などの不動産を保有・運営してその家賃収入や売却益を得て、その収益の中から分配金として投資家に配分されるもの。

※出所:一般財団法人 投資信託協会HP

J-REITは全体的に、高配当な銘柄が多く存在します。そして、分配月もばらけていますので、複数のJ-REITを保有すると分散投資にもなりますし、ほぼ毎月分配金をいただける嬉しい状況になります。

それでは行ってみましょう!

Best3:投資法人みらい(3476)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年3月25日現在)

物件数:38件、取得価格:1,645億円、平均稼働率(2022年2月末日現在)97.9%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ比率

地域別比率三大都市圏 85.6%

【投資口価格動向】<2022年4月19日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表1のようになっており、1,200~1,600円で推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2019年10月期1,563
2020年4月期1,561
2020年10月期1,429
2021年4月期1,247
2021年10月期1,289
表1:投資法人みらい 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年の7月末の安値(32,600円)から上昇トレンドで推移し、昨年7月に高値(58,500円)をつけました。

しかしその後は、この高値を超えられず調整しています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、今年1月に年初来安値(45,050円)をつけた後は、右肩上がりの上昇トレンドで推移し、今月4日に年初来高値(53,900円)をつけています。

【株主優待】(4月末、10月末に1口以上保有で権利)

自社指定ホテル宿泊割引

【流動性】

直近の出来高(売買が成立した投資口の数量)の5日平均:3,414口、25日平均:5,147口で、流動性は高い水準

(1,000口を平均的な水準としています。)

Best2:トーセイ・リート投資法人(3451)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2021年12月24日現在)

物件数:59件、取得価格:782億円、平均稼働率(2022年2月末日現在)96.2%

ポートフォリオの分散状況

アセットタイプ比率

地域別比率

【投資口価格動向】<2022年4月19日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表2のようになっており、3,640~3,750円で安定して推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2019年10月期3,675
2020年4月期3,696
2020年10月期3,697
2021年4月期3,750
2021年10月期3,643
表2:トーセイ・リート投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年のコロナショック時の安値から上昇トレンドで推移し、昨年7月に高値(144,400円)をつけました。

しかしその後は、この高値を超えられず調整しています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、今年2月に年初来安値(123,200円)をつけた後は、右肩上がりの上昇トレンドで推移し、今月5日に年初来高値(139,200円)をつけましたが、現時点では少し調整しています。

【流動性】

直近の出来高(売買が成立した投資口の数量)の5日平均:915口、25日平均:1,160口で、流動性は平均的な水準

Best1:いちごオフィスリート投資法人(8975)

【特徴】

【保有資産】

ポートフォリオの合計(2022年3月31日現在)

物件数:85件、取得価格:2,054億円、平均稼働率(2022年3月末日現在)94.8%

ポートフォリオの分散状況

地域別比率>(2021年10月31日現在)

【投資口価格動向】<2022年4月19日(火)終値時点>

直近5営業期間の分配金は、表3のようになっており、2,023~2,061円で安定して推移しています。

決算期1口当たり
分配金(円)
2019年10月期2,032
2020年4月期2,023
2020年10月期2,023
2021年4月期2,061
2021年10月期2,061
表3:いちごオフィスリート投資法人 直近分配金推移

<直近の投資口価格推移>

出所:楽天証券サイト

週足ベースの投資口価格は、一昨年のコロナショック時の安値から上昇トレンドで推移し、昨年6月に高値(102,800円)をつけました。

しかしその後は、この高値を超えられず、52週移動平均線(青線)の下で推移しています。

出所:楽天証券サイト

直近の投資口価格は、今年1月に年初来安値(75,500円)をつけた後は、右肩上がりの上昇トレンドで推移し、3/30に年初来高値(90,100円)をつけました。

しかしその後は、少し調整しています。

【株主優待】(4月末、10月末に1口以上保有で権利)

抽選でJリーグ観戦チケットを進呈(専用サイトで要応募)

【流動性】

直近の出来高(売買が成立した投資口の数量)の5日平均:3,410口、25日平均:4,049口で、流動性は高い水準

まとめ

4月権利確定J-REITをまとめると、

ベスト法人名アセットタイプ地域分散規模投資口価格
モメンタム
流動性投資主
優待
分配金
安定度
分配金
利回り[%]
いちごオフィスリート
(8975)
オフィス東京+
四大都市圏
(大阪、名古屋、福岡、札幌)
5.31
トーセイ・リート
(3451)
総合東京集中×5.25
投資法人みらい
(3476)
総合三大都市圏
(東京、大阪、名古屋)
4.88
表4:4月権利確定 J-REIT まとめ

と判断しました。

どれも甲乙つけがたいですが、分配金利回りが5%越えの「いちごオフィスリート」「トーセイ・リート」でしょうか。

総合的には「投資法人みらい」もバランスがいいので捨てがたいですね。

2022年4月の権利確定日は26日(火)です。(権利落ち日:4/27)

参考になればうれしいです✨

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※株式投資の実際の売買は、自己判断、自己責任でお願いします。

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