少し早いですが、6月権利取りの人気の飲食系株主優待銘柄 日本マクドナルド(2702)とすかいらーく(3197)、どちらを購入すべきか検討してみました。
株主優待内容
日本マクドナルド(100株) | すかいらーく(300株※) | |
株主優待(6月と12月) | 優待食事券 6枚 金額換算 4,740円 (セットメニューの一番高い価格790円 に設定) | 🔱飲食代割引カード 5,000円相当 |
・予想配当金(年間) ・優待+配当の金額(年間) | 36円 🔱13,080円 | 0円 10,000円 |
株価(4/9終値) | 5,100円 | 1,689円 |
購入金額(手数料除く) | 510,000円 | 🔱506,700円 |
優待+配当金(6月はなし)を比較すると、配当の分、マクドナルドのほうが分がありそうです。
ファンダメンタル
株価の主な指標であるPER,PBR、稼ぐ力の指標ROE、そして直近(1~3月)の月次売上データを元に分析しました。
日本マクドナルド | すかいーらーく | |
PER(株価収益率) | 🔱33.31 | 844.5 |
PBR(株価純資産倍率) | 3.88 | 🔱2.93 |
ROE(株主資本利益率) | 🔱12.1% 予11.7% | -14.0% 予0.4% |
2021年3月の売上高 (前年同月比) | 🔱+8.4% | -8.8% |
2021年12月期第1四半期の売上高 (前年同期比) | 🔱+9.8% | -25.4% |
株価は、すかいらーくのほうがPERから見ると割高感がありますし、直近の売上データからも、マクドナルドは、今季の月次の全店売上高は全て前年同期比でプラスに対し、すかいらーくは全てマイナスと、昨今の事業環境の中で、マクドナルドの健闘がうかがえます。マクドナルドのほうが分がありそうです。
テクニカル
日本マクドナルド(週足チャート:4/9終値時点)
すかいらーく(週足チャート:4/9終値時点)
マクドナルドは、直近で5,000~5,300円のレンジ、すかいらーくも1,400~1,800円のレンジになっています。株主優待取りで6月までは上昇する傾向がありますが、昨今のコロナ禍では、どちらも上昇しても上昇幅は少なめとみています。
まとめ
株主優待の内容は、それほど大きな差がありませんが、配当と直近の売上が好調なマクドナルドのほうが分がありそうです。
個人的には、外食はすかいらーく派なのですが、今回の結果を見て、(;´д`)トホホな気分です。
※あくまで個人の見解です。投資は自己判断、自己責任でお願いします。